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強くて優しい人になりたい私の徒然日記。


by an121
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感謝

同じ会社のGさんのお父様が急にお亡くなりになった為
今夜お通夜に参列させていただいた。

Gさんは昨年お母様を亡くされており、
一周忌も終えないうちの今回のご不幸だった。

長男の為喪主をお努めになっているGさんは
突然のご不幸でご自分が一番混乱されているはずなのに
参列者一人一人に丁寧に、そして深深と頭を下げられ気丈に対応されており
それがかえって痛々しく、正視できなかった。

全ての参列者の焼香が終わった後、
読経を終えたご住職から短い法話があった。

・・・・人はあまり死を意識しません。
毎朝テレビのニュースや新聞で悲惨な事件や災害が伝えられ
何人もの人が亡くなっておりますが
そのニュースを見聞きした時は『かわいそうだな』と思うけれど
新聞を閉じれば、あるいは出かける用意をすればすぐ忘れてしまいます。

それは当人に直接関係の無い『死』だからです。

しかしご自分の親族、あるいは近しい人の『死』は違います。
それは非常に悲しく、そして辛く、簡単に忘れることなどできません。
しかしそれだけではありません。
Gさんはひとつの事を残された私達に教えて下さったのではないでしょうか?
それは『いのちには誰にでも等しく限りがある』という事です。
そのことをまさに身をもって私達に教えて下さったのだと思います・・・・

このような内容だったと思う。

限られたいのち。
私自身、それを実感する事はあまりなかったが
この法話をお聞きして「そうだ、私もいつかは死ぬのだ」と感じた。
生ある限りいつかは死を迎える。
死の前では誰もが平等。
そしてこの世に生まれたことに感謝。



最後に、Gさんのお父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
by an121 | 2005-01-13 03:48 | ★そのほか